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話好きのカップルが、自分の趣味や恋愛観などについて話していたら、急に議論が盛り上がってお互いに熱くなって、彼があなたにケンカを売ってしまった。 また、あなたが彼と自分の好きな色とか、凝っている趣味、夢中になって読んでいるミステリー小説、あるいは好きなアクション映画などの話をしているときに、ちょっとしたきっかけで急に怒らせてしまった、などということはありませんか。 いつも好きな話題で話していてケンカになってしまうのは、「やっぱり二人は相性が合わないのかなあ」とか「私は嫌われているのかしら」などと勘ぐったこともあるでしょう。 ですが、これは、あなたが嫌いなわけではなく、二人でいると気を使わず安心できるから、つい気を許してケンカになっているだけで、彼はあなたに親近感を抱いているというのが本音でしょう。 ここでは、彼が好きなあなたにケンカを売るときの状況や心理について、検証してみましょう。
それは、彼とあなたとの会話のリズムやテンポがチグハグで、彼がイラついてきたような場合です。 たとえば、彼がこれから話そうと思っている時に、あなたが会話を中断したとき、あるいは彼の話に相づちを打ってもらいたい時に、逆に否定の言葉を投げかけるような場合です。 そのほかの理由としては、彼が仕事や家庭環境のことでストレスを抱え、精神的余裕がないときには、人間誰しも気が短くなりイライラしてケンカ腰になりやすいです。 もし、以前の彼とは違うぐらい神経質でナーバスになっているときには、あなたがさりげなくサポートしてあげてストレスを解消してあげましょう。
男性は、息のあった会話をしたいのに、あなたのリアクションやリズムが違う場合にケンカになってしまうのです。 そんなときには、とりあえず、彼の会話を楽しみながら、相づちを打つなど、今までの受け答えを変えてみることも良い方法です。 今のままだと、彼はあなたとの会話のチグハグさに対し、次第に「ウマが合わない女性だなあ」と感じ出すでしょう。
男性は好きな女性と会話をしていて「楽しいなあ」と思うのは、会話の内容よりも、お互いの「あ・うん」の呼吸が合ったときなのです。 息の合った夫婦では、「いま、コーヒーが飲みたくなったと私に言う積もりだったでしょう。実は私もブルーマウンテンが飲みたくなったところなの」という会話が成り立ちます。だまっていても、このように相手の考えていることが手に取るように分かり合う夫婦の仲がありますね。 恋人同士でも、相手が今何を望んでいるか、あるいは何を考えているのか、それとなく分かることがあり、一種のテレパシー現象のように以心伝心で伝わってくることがあるものです。 |
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