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男気のないというのは、女の感性で翻訳すれば、プライドのない男、抑制力がなく、自分のすべてをすぐにさらけだしてしまうような男です。 会社の上司の悪口を女の前でいうとか、履歴書めいた自慢話をとくとくとするタイプです。 いま、女が強くなった分、いっそう弱くて意気地のない男は嫌われます。男の弱さか゛女の母性本能をくすぐるのは、二人が親密になってからです。
下品な男というのは、たとえば、すぐに下品な冗談をいう男、店内で周りに聞こえるような大きな声を出したり、食事のマナーがなっていない男です。 酒を飲んで性格が一変するなどというのは、それだけでもう「不合格」の烙印を押されてしまうでしょう。 たとえベッドでどんなにみだらなことをする女でも、ふだんは淑女のごとく振舞いたいし、男にもそう見られることを望むものです。
女をバカにする男というのは、男が意外に気づかないことです。というのは、目の前の本人については少しも悪くいってないからです。 けれども女は敏感ですから、他人に対して向けられた言葉でも、女を見下しているタイプをすばやく嗅ぎつけます。
ウソをつく男は、正確にいえば「約束を破る」「すぐバレるようなウソをつく」男のことです。男女の関係というのは、一種のバカしあい、ウソのつきあいといった側面もあります。だから、ウソもすべてが悪いわけではありません。女もしたたかなウソをつきます。 しかし、女は男に対して信頼性と誠実さを期待している(それは自分だけに向けて欲しい)ので、それを裏切るようなウソをつくと嫌われます。
以上の四つの項目を全部持っていたら、女にとってどんな男に映るかというと、それは「ムードも何もない野卑な男」です。 逆にこの反対を心がければ、あなたはいつも自然体で、女の喜ぶムードある男性として評価されることになります。
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