男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

舌を出すしぐさや唇のクセには幼児性の心理が潜む


女性に男性のイヤなクセをあげてもらうと、「爪を噛む」「ボールペンを噛む」「ガムを噛む」など、口に関するものが多くでますが、たしかにこれらのクセは幼児性が色濃く残っており、一人前の男がする仕草やクセではないようです。



舌を出したり頬を膨らませるクセは幼児性が強い


最近、人気タレントのローラが、目上であろうと芸能界の大先輩であろうと、ひるむことなく、タメ口で接していますが、なぜか憎まれずしぶとく芸能界で生き残っていますね。ふつうの芸能人ならすぐに干されているのでしょうが、ローラだけは別格のようです。

その原因として考えられるのは、会話の直後に舌を出したり、頬を膨らませるクセがありますが、あれを作為的にしているのかどうかは別として、まさに幼い子供がしているのと同じクセなのです。

ですから、ローラだけは、多少儀礼に反することをしても、「あの人は子供だから仕方がない」として許してもらえるのです。彼女に文句を言おうものなら、周囲の人から「子供に何を叱っているのだ」と逆に非難される恐れがあるだけです。


舌だけでなく、唇のクセにも性格があらわる


乳離れが早すぎたり遅すぎた場合、「口唇期(こうしんき)」に固着して口唇期的性格になるといわれています。

人には、性的発達段階のそれぞれの段階において、クリアすべき重要なテーマと体の器官があり、それらをひとつずつクリアしながら、心身を成長させていくわけですが、時に、ある段階をうまくクリアできないことがあります。

とくに幼少期の発達段階において学習されるべき体験が不十分な場合、大人になってもその段階に踏みとどまっていることがあり、そのことを心理学の用語で固着といいます。

そして、幼児期の段階をクリアできないために心の中で葛藤が生じてしまい、成人してからも、そういうクリアできない段階の性格の影響が出てくるのです。

成人してからも、唇に強い執着があるため、唇に触れるタバコやアルコールなどが手放せなくなったり、ガムを噛んだり、爪を噛んだりするクセが残ります。

つまり、幼児期に母の柔らかいおっぱいに触ったり、あるいはお乳に吸い付くことをあまりしなかったために、大きくなっても母親の柔らかい乳を心の中で追い求めてしまうのです。

その結果、甘えん坊で依存心の強い大人ができあがったり、恋人の大きなバストにだけ興味がひきつけられたりするのです。

さらに最近の若い人たちは堅いモノを噛まなくなって柔らかい食品が好まれる傾向がありますが、これなども幼児期に経験した母の柔らかいお乳を連想させているのです。



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