|
男の浮気を妻から追求されたようなときには、男としては日頃から何気ない表情をする訓練や、言い訳をしっかりと練習して備えているものです。 ですが、いざ妻から追及されてしまうと、表情や言葉はたとえ完璧にできたとしても、全身の隅々にまで、神経を行き届かせることなどできず、ちょっとした仕草に出てしまうものです。 たとえば、うそをつくと、人間は瞬きの回数が増えますが、目は心の窓と言われるだけあって正直なもので、「ウソがばれないようにしなくては」という気持ちが、自然と瞬きの回数を増やしてしまうのです。 人は、指先や爪先の動き、あるいは何気ないしぐさまで、神経を張り詰めておくことなどできないのです。
ウソをついているとき、男はポケットに手を入れることがあります。 女性の場合には、もともとポケットに手を入れる習慣がないため、このしぐさは圧倒的に男のほうに多いのです。 手の動きでウソがバレはしないかと、手の動きをポケットに入れて封じ込めようとしているのです。ウソをつくことに意識を集中すると無意識の動きまで制御できません。 意識を集中させている顔よりも、意識が留守になっている手の動きや目の動き、瞬きの回数などを見たほうが、相手のウソは見破りやすいのです。 ですから、浮気を疑って追求したとたんに、ポケットに手を入れると、かなり高い確率で浮気の可能性があると思ったほうがよいでしょう。 あるいは彼のほうから「実は、大事な話があるんたげど、・・・・」などと切り出しながら、ポケットに手を入れたりすると、これも事実の話かどうか疑ったほうがいいでしょう。
早口になるのは、浮気の話から別の話題に変えようとする心理が働くため、自然と早口になってしまうのです。あるいは事前に何度も練習しているため、スラスラと話せるという面もあるようです。 「浮気などしたこともないよ」と何回も繰り返してしゃべるのも、相手に説得力を持たせようとするからであり、実際にしていないのなら、繰り返す必要もないはずです。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 男性心理・女性心理. All rights reserved. |