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中国に「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」という諺があります。 この意味は、相手を屈服させる、または意に従わせるようにするためには、まずその人が頼みとしているものから攻め落としていくのが良いというたとえで、つまり、目的を達成するためには、まずその周辺から片付けていくのが成功への早道だということです。 恋愛の駆け引きにも、これを適用することが往々にしてあります。 たとえば、気に入っている彼がいれば、その彼の兄弟とかお母さんと親しくなって、彼をゲットするのもひとつの方法です。
まさに「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」で、好きな彼を落とすためには、彼の友人を諜略することが大切です。 つまり、彼の友だちに好印象を与え、ほめてくれるように行動することが重要です。 そして彼の友だちから、あなたのことを「あの子、いい子だよな」「○○さんって、かわいいね」と口コミで広げて彼の耳に届くように仕向けるのです。 また、彼の友だちの前で、「○○君って、いつもセンスのいい服を着てるけど、ファッションセンスがあるのね。一度私の服装のセンスも見てもらいたいわ」などと言うと、それが彼に伝わることがあります。これは効果的です。本人に向かって直接ほめるより、ずっと意味があります。
これは、あなたと彼を知っている共通の知人には知られたらいけないということです。 よく、そういう友だちに自分の彼への想いを漏らしたり、相談したりする人がいますが、これはもってのほかです。 たいていの場合、そういう友だちは、親切心であったとしても、恋を成就させるキューピッドになるよりも、恋を破滅させる悪魔になるほうが多いものです。 世間には、彼のことを女友だちに相談していたら、いつの間にか、その友だちが彼とできていたという事例はいくらでもあります。
あなたが同じサークル仲間で、誰かとつき合っているとしたら、たとえあなたがどんなに秘密にしていても、男同士の間では、すぐに分かってしまいます。 ですから、グループの一人と交際していて、その交際が破綻したとしても、次のターゲットをそのグループの中から選ぶのは危険です。情報がバレバレです。
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