男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

「私は結婚したい」も単なる思い込み


「わたしは結婚したい!」と言うのも、多くの婚活女性が実は思い込んでいるだけで、本当は結婚したいわけではない、と言ったら、あなたは驚くでしょうか。

では、なぜあなたは結婚したいのですか?
頭ではなくハートで感じてみてください。



なぜ、結婚したいのかを、素直に考えてみましょう


・ あなたが結婚したいのは、幸せになるためですか?
・ 独身生活に飽きてしまったからですか?
・ もう働くことに疲れたので、誰かに養って欲しいと思うからですか?
・ 一人でいることがさびしいからですか?
・ 将来がふあんだからですか?
・ 誰かに守ってもらいたいからですか?
・ 子供が欲しいからですか?
・ 結婚していないと、負けた気がするからですか?

★ 「結婚したい!」と言う人に、「なぜそんなに結婚したいの?」と聞くと、実は結婚したいのではなく、上記の質問のようなことを望んでいることがとても多いのです。

ある人は、「もう仕事に疲れたから、辞めて誰かに養ってもらいたいので」と言い、ある人は、「一人で生きていく自信がないから」と言います。

「結婚していないと、女として欠陥品だと思われるから」と言う人もいれば、「独身生活に飽きたから」「さびしいから」「ごともが欲しいから」「年齢も年齢だから」などなど、いろいろなことを考えて結婚を望んでいます。

何かの欲求を満たすために結婚を望んでいる


純粋に「結婚というものを通してその素晴らしさを体験したいから」と答える人など、ほとんどんいません。ほとんどの人は、何かの欲求を満たすために、「結婚をしたい」と思っているのです。

ですから、実は、「結婚したい!」というのが本当の欲求ではなく、
・ 幸せになりたい
・ 仕事をやめて誰かに養ってもらいたい
・ 誰かに守ってもらいたい
・ 「自分はダメじゃない!」って人に認めてもらいたい
・ 新しい生活がしたい
・ さびしさを埋めて欲しい
・ 出産、育児という体系をしたい
・ 世間で言う一般的な自分でいたい
というのが本当の欲求なのです。

よく考えてみてください。
好きな人や、付き合っている相手がいる状態で、「この人と結婚したいな」とか、「この人とずっと一緒にいたいな」と思うのなら、自然の流れですのでまだわかります。

ですが、婚活中の多くの女性が、相手がまったくいない状態で、何かの欲求を満たすために「結婚」という、ただの「生活形態」を欲しがっているのです。

★ 簡単に言うなら、何かを手に入れるための「道具」として、結婚を利用しようとしているのです。



条件ありきのスペック婚が存在する


なにか不自然な感じがしませんか?
だからこそ、条件ありきの「スペック婚」というものが存在するのかもしれません。

これは別に悪いことではないのですが、「結婚したい」と思っていること自体がただの思い込みであるのならば、それを自覚することは、とても有益なことではないでしょうか?

なぜなら、自分の本当の欲求に気づくことができるからです。
自分の本当の欲求に気づけば、別にわざわざ「結婚」を経由して遠回りしなくても、ダイレクトにその欲求を実現していくこともできます。

そして、あなたは、必要性で結婚したいのですか?
それとも、愛を動機に結婚したいのでしょうか?

★ 結婚は必要性でするものではありません。

たとえば、あなたに熱心に求婚してくる相手がいるとします。
その人に、「なぜわたしと結婚したいの?」と聞いたとき、「決まってるだろ! 君を愛しているからだよ!」「君とずっと一緒にいたいから!」とはひと言も言わずに、「世間体のために結婚が必要だから」「安定感が欲しいから」「さびしさを埋めてくれる誰かが必要だから」と言われたらどう思うでしょうか。


相手に何かを頼ろうとする気持ちが結婚を遠ざけている


要するに、結婚は、世間体や経済の安定、精神の安定を手に入れるための道具ではありません。それに、男性は女性を養うために生まれたわけではないし、女性のさびしさを埋めるために存在しているのでもありません。

赤ちゃんや、小さい子供ならまだ話はわかりますが、
いい大人が、人から何かを与えられないと生きていけないと思っていること自体が相当イタイということ、そして、そのイタさが結婚を遠ざけているということに、いつになったら気づくのでしょうか?



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