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相づちを打つという行為は、親しさを高めるしぐさであり、「相手のことをよく理解したい」という気持ちを示しています。また同時に、「私はあなたの気持ちをちゃんと理解しています」という気持ちの表れでもあります。 ですから、初デートで彼女が相づちを打ちながらあなたの話を聞いてくれているなら、好意を抱いているのは間違いありません。 とくに恋愛関係にある二人なら、相手のことを知りたくてたまらない衝動から、こういう風景がよく見られますね。
彼の話の息をつくタイミングにあわせて、彼女がうなずき、彼にとっては非常に気持ちよく話ができ、また話をさえぎられることも、急かされる心配もなく、自分のリズムで話を進められます。 彼女は、「あなたの話は興味があって、しっかり聞いているよ」というサインを送っているのです。 とくに、恋愛初期の段階では、自分の主張を押し付けるようなことは控え、まずは聞き上手に徹して、相手を気持ちよくさせ、相手のことをさらに知ることを心がけるのがよいのです。 よく「聞き上手」といわれる人がいますが、そんな人の多くは相づちを打つのがうまい人です。そんな人が他人の話を聞いている様子を観察すると、体を相手のほうに向け、きちんと視線を合わせた上で、相手の話にあわせてタイミングよく、かつ大きくうなずいていることがわかるでしょう。 聞き手がうなずいてくれれば、話し手としては、自分の意見に共感してくれたことがわかり、安心し、そして、自尊心を満足させます。 また、話の流れに合わせて、「うん、うん」「そうなの」「それから」などと効果的に合いの手を入れれば、相づちがダブル効果になって発揮されます。 それも相手に対し、「私はあなたに関心がありますよ。興味を持っていますよ」という気持ちの表れなのです。
ただ、注意しないといけないのは、相手が聞き上手なのをいいことに、自分のことばかり話していると、何度かデートを繰り返しているうちに飽きられてしまう恐れがあります。 もし、女性がデートの最中にやたらと髪をなでるようなしぐさを見せたら、危険信号です。退屈している証拠であり、そんな気分を自己タッチで紛らわそうとしているのです。 すぐに話題を切り替えるか、場所を移動して雰囲気を変えるのがよいでしょう。
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