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これは断り文句としては、とてもずるいセリフです。 この「今は誰とも、付き合いたくない」という言葉は、男性より女性のほうがよく使うので、これを言う人の本音は、女性のほうがよく知っているかもしれません。 女性は、相手がよほどしつこい男性でなければ、告白されたとしてもダイレクトに断らない習性があります。 心理学者の研究では、女性は断るときに40パーセントの否定のサインと、60パーセントの肯定のサインを混ぜ、どちらともとれないような曖昧な断り方をすると言われています。この理由は、多くの都合のいい男友達をキープして、男性から少しずつ投資を受けて、その恩恵にあずかりたいと考えているのです。 ここでは、この言葉に込められた男の本音について迫ってみましょう。
男性が「今は誰とも、つき合いたくない」と使う場合には、50パーセントぐらいの肯定のサインが込められています。 それは「今」というところです。 ここには、「将来、何ヶ月か経ったらつき合う気になるかもしれない」というニュアンスが含まれているからです。 男性がこのような断り方をする理由は、やはり適齢期の未婚女性が希少価値であることを無意識的に知っているからです。 自分のタイプじゃない相手だからといって、自分を慕ってきてくれる女性をみすみす手放すことは、札束をドブに捨てるようなものです。このような断り文句を言うのはもちろん、心のどこかにあわよくば体だけでも手に入れたいという無意識の気持ちがあるのは事実です。
彼の異性選びの選定基準(合格ライン)が、あなたが満たしていないことだけは確実です。 今は誰ともつき合いたくないという彼ですら、タレントや女優の綾瀬はるかのような女性からアプローチがあれば、すぐにつき合うのですから。 ただ、この言葉を使うような男性には、少し注意したほうがいいでしょう。それは、この言葉には幼児性が極めて濃厚に表現されているからです。 まず、なぜ誰ともつき合いたくないという心理が起こるのかいうことです。 どんな男性であっても、彼の選定基準を上回る女性が一人もいないということはありえません。女優やタレントレベルの女性なら、必ず選定基準を超えているはずです。 しかし、人間は利口な生き物で、どんなに選定基準を超えている魅力ある女性でも、自分の手の届かないレベルに選定基準を置いている男性は、誰とも恋に落ちることはできません。 逆に言うと、彼の現在のステータスが低すぎて、理想の女性には到達不可能なのです。つまり、自分の現在のステータスを受け入れることができない幼児性の強い男性は、このように「誰ともつき合いたくない」と言ってしまうのです。 この言葉は、マザコンの象徴するような言葉ですので、注意しましょう。
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