男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

「オレたち、もう会うのはよそう」の男性心理


「別れてもずっと友達でいたい」とは逆に、「二人の関係はこれっきりにしよう」とか「もう会えない」などというセリフがありますが、これは一体どういう意味なのでしょう。

この場合は性的欲求が中心となった未練がある場合と、ほとんどない場合の二つが考えられます。



あなたの体に未練がある場合


未練がある場合は、そう言うことで相手の気持ちを探ったり、揺さぶったりという意図があります。そしてその場合は、必ず前後にフォローの言葉、「それでいいかな?」「君がそうしたいのなら・・」「しばらくは・・」がついているはずです。

ここでは女性のほうがしっかりと、未練なのか、断固別れを決心しているのかを見抜く必要があります。

未練である場合には、二人の修復は可能


未練である場合は、彼が別れを切り札にして、あなたにもっと柔順になってほしいと望んでいるのであり、逆に言うと、あなたにそうする意志があるのなら、二人の修復は可能でしょう。

彼がこのような言動にいたる前に、必ずあなたと口ゲンカなどが何度も起こっているはずです。そのたびに、「お前、もう少しこうしたほうがいいんじゃないか」などと忠告されていたはずです。

そのような前置きがある場合に、こういう言葉を言ったのであれば、それは未練と考えていいでしょう。ただし、その場合も、彼はあなたが言うことを聞かないのなら別れるというジョーカーを切ってきているので、あなたが別れたくないのなら、彼の言うことを聞いて態度を改める以外の方法はありません。

逆にあなたも、そうなればカードを突きつけるという方法で起死回生を狙うこともできますが、そうなれば修復が困難になることは言うまでもありません。


あなたの体に未練がない場合


その女性とは二度と体の関係を持たなくてもいいという場合は、新たな女性の存在が気にかかっているはずです。

この場合の見分け方は、男性がかなり優位なポジションにあることがキーになります。
つまり、あなたが彼に都合の悪いことをしたときに、彼はあなたに会わないという手段をとってきているはずで、小競り合いのケンカをする余地もなかったはずです。

ケンカするにも最初から歯が立たなかったはずです。そして最後にこのように言われたのであれば、あなたの体に未練がないのです。

男性の本能からして、できることならば新しい本命の女性とうまくやりつつ、元カノを都合のいい女にすることができればベストなのですが、そう簡単にいきそうもないので、別れを持ち出したのでしょう。

本命との女性の関係において、元カノの存在が障害になる場合、社会的に弊害を及ぼすおそれがある場合に、本能の欲求があったとしても、男性は都合のいい女を断ち切ろうとすることができるのです。

つまり「本命にバレる」「バレたらヤバイ」「友達や会社などといった社会において立場が悪くなる可能性がある」という場合です。

いずれにしても、「友達でいたい」などと言われるケースよりは「もう会うのはよそう」と言われたほうが、少しはましかもしれません。



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