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ある結婚仲介業者の調査によると、独身女性が恋人にしたいタイプの男性の条件は、@人柄、A相性、B行動力、C見た目、D趣味の一致です。 ベスト3までに容姿が入っていないことは、男にとって一つの救いといえますが、同じことを男に聞くと、@楽しさ、A美人、Bやさしさ、C明るさ、Dスタイルのよさとなり、女より男のほうが外見にこだわっていることが分かります。
男が女を攻略するに当たって知っておかなくてはならないのは、外見のタイプによって攻略法が違ってくるということです。
一番いい例は、美人を口説くときの「キミはきれいだ」「美しい」というホメ言葉で、これは、ほとんど有効ではありません。 美人は小さいときから、そう言われて育ってきているので、「美人だ」と言われることに不感症になっているといえます(それに自分が美人だと思っているとはかぎりません)。ですから、美人には、ほかの言葉や態度で迫る必要があります。 では、人並みの要望の女性に「きれいだ」は通用するでしょうか。 これもまた単純に「通用する」とはいえません。
女子大生に「どんなホメ言葉が一番うれしいか」と聞いたところ、「頭がいい」「セクシー」「性格がいい」がベスト5で、これで全体の8割以上を占めています。 「きれいだ」と言われて喜ぶのは、全体の1割(第四位)、つまり10人に1人なのです。 男は女のルックスにけっこうこだわっているため、つい見た目をホメてしまいがちですが、女性は実は「きれいだ」といわれることを、男が考えるほど望んでいないということです。 なぜそうなのでしょうか? ここに女心の複雑さが表れています。
まず、本当に「きれいだ」といわれる女が世の中にそうゴロゴロいるわけではありません。ですから、男にそういわれても手放しで喜べないという気持ちがあるのです。 しかし反面、女の普遍的願望は「永遠の若さと美しさ」ですから、「美しい」といわれたくないとはまったく思っていません。その気持ちが、「きれいだ」というホメ言葉が第三位までに入ってこなかった理由でしょう。
したがって、男が女に迫る言葉は「きれいだ」「美しい」ではなく、それぞれのタイプに即した「殺し文句」が必要になってきます。
ほかの角度から見た魅力や長所をほめましょう。 たとえば、「理知的だ」「あたたかい」「やさしい」など、美人であるために多くの人が見過ごしがちな性格のよさなどを認めると、グッときます。
ですが、それもほかの男がさんざんいっているはずなので、やはりほかの個性を認めて、それとセットで使うのがいいでしょう。 服装、センス、目、口、スタイルなど一点を強調すると効果的です。
バカにしているのと同じです。しかしホンネは、そういう人こそ「美人だ」といわれたがっているものです。 したがって、「きれい」と同義の言葉である「かわいい」「セクシー」「魅力的」などの言葉で迫るのが効果的です。
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