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男がわかっているようで、長い間わかっていなかったのが、「男と女の"見る目"は根本的に違っている」ということです。 女は、必ず第六感とか気とか、理屈ではない感覚的なものを非常に重視します。 いままでは男社会だったから、この女の見る目が社会全体には、それほど重視されていませんでした。
しかしこれからは、そういうものがどんどん影響を持つようになります。いや、すでに持ち始めてきています。 この変化は商売にも、会社の人間関係にも、恋人関係にも、夫婦の関係にも、すべてにかかわるといっていいでしょう。
女にモテる、女の心を開く第一歩は、「気を引く」「気を持たせる」ということです。この場合の「気」は、ふつう気学でいわれる「気」とは違いますが、この気は、その人から発する雰囲気とかオーラではないかと考えます。 たんに「雰囲気」というと軽い感じがしますが、女社会では、男っぽい精神力の気だけでなく、こうした「気」も非常に重要度が増してきます。むしろ、そちらのほうが重要であるかもしれません。
モテない男というのは「どうしたら、女にモテるようになるのか」といつも気になっているものですが、逆に、そういう気持ちが女にモテない雰囲気をまた作り出しているのです。 負のスパイラルを形成しているのです。 要するに、モテない人は、女性の気持ちをわかろうとせずに、「どうやったらモテるか」だけを考えようとする姿勢に問題があるのです。逆説的にいえば、そんなことを考えない男のほうがモテるかもしれません。
男たちというのは「1+2は3にしかならない」と思い込んでしまって、ここから脱出できない人が多くいます。論理思考から抜け出せないのです。これは別の言葉でいえば、目に見えないのは信じないことでもあります。 女を理解するために必要なのは、「1+2を4になることもある」と信じることなのです。 女はストレートに何の抵抗もなくそれを信じ、見えないものを見ます。その感覚さえつかめば、あとはなにもいらないのです。
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