男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

女性が結婚を諦めた理由


現在、結婚離れが進んでいるようですが、それでも婚活が盛んに行われているのを見ると、女性はやはり結婚したいと考えており、結婚をせず独身を貫き通そうとする女性は少数派であります。

現実問題として、芸能人のようなお金も不自由しないし、結婚しようと思えばいつでもできる人は、異性関係にも不自由していないから、独身を謳歌できるかもしれませんが、一般的な女性はそうはいきません。

一般の男女はやはり結婚したいのが本音であり、最初から「おひとりさま」を理想にしているわけではありませんが、結婚という焦りから婚活に何度も参加し、それでも素敵な出会いがなかったため、婚活疲れから結婚をあきらめた女性が大勢います。

ここでは、女性が結婚をあきらめた理由についてご紹介しましょう。



婚活で頑張ったけど出会いがなかったので諦めた


女性は若いというだけで、いつでも男性から言い寄られるものですが、それでも20歳後半ぐらいになって、いざ結婚相手を探そうと思うと、なかなか理想の相手とは巡り会えないものです。

婚活サービスなら簡単に結婚できると考えている女性もいっぱいいますが、決して楽なものではなく、結婚相談所、お見合い、カップリングパーティ、街コン、合コン、ネット婚活などで頑張ったとしても、思い描いていた理想の相手と出会えるわけではありません。

そして、何回も振られたり失敗したため、だんだんと婚活疲れに陥り、人から評価されているというストレスや不快感で、もう諦めようと思うことが何度もあるはずです。ちょうど会社の面接試験で不採用になったような錯覚まで覚え、人間不信になり、恋愛をやめたり、結婚を諦めたくなるのです。


仕事が忙しくて恋人を探す余裕がなく諦めた


現在は、仕事が有能であれば、男性と同じ待遇が受けられるため、キャリアウーマンのようになってしまう人がおり、仕事が忙しく、アフターファイブも残業に勤しみ、一日の大半を仕事に費やしています。

休みは、日頃の疲れを取るため、ぐっすり休み明日の英気を養っていることでしょう。

こういう仕事熱心な女性は、本気で婚活をしようと思えば、話題も豊富で人生経験もあるので、それなりの男性に出会える可能性が高いはずです。ですが、忙しさのあまり、自発的に参加することはせず、そのうち、出会いが自然となくなったのでしょう。

もちろん、男女が一緒にしごとをしているような職場なら、職場恋愛も可能でしょうが、そうでなければ、会社と家の往復だけで生活習慣ができあがり、そのまま異性との縁がなくなったという理由もあるでしょう。

ですが、どんなに仕事が忙しいといっても、会社仲間との飲み会もあるわけですから、人間の交流、とくに男女の交流を増やし、恋人と一緒に生まれてきた喜びを実感するような環境を持つことも大切です。


理想が高くなり「いい人」がいないので諦めた


女性は年齢が高くなるほど、恋愛経験も豊富になり、されにつれて男性を見る目も肥えてきますので、自分のレベルはさておいて、結婚相手に対する要望や理想が高くなって、結婚へのハードルを自ら上げて自爆してしまう女性もいます。

アラサーやアラフォーになってくると、年収は○○万円以上、勤務先は大企業、身長は○○cm以上、持ち家がある、家柄が良い、イケメンである、年齢は○○歳程度と、限りなく要望が強まります。

こういう女性だって、10代や20代の学生時代には男性から好きだと言われただけで、興奮状態になり、デートするたびに燃え上がった恋愛を楽しんでいたはずなのに、年齢を重ねると、男性の選別が厳しくなってしまうようです。

女性で「いい人がいない」と言っているのは、自分磨きをせずに、相手に条件だけを求めているのです。

今一度、相手に求める条件を自分とのバランスでチェックしてみましょう。



病気や健康問題で諦めた


ひと口に病気といっても、虚弱体質から精神障害まで幅広いものがありますが、遺伝的な要素からくる精神病とか、癲癇、あるいは喘息、難聴などがあると、結婚後の医療費の問題もあって結婚対象から外されたり、敬遠される可能性はあるかもしれません。

ですが、一般的な日常生活に支障のないような持病なら何も問題ないし、そんなことにこだわるような相手なら、結婚をやめておくのがいいでしょう。

ただ、病気の有無で破談になるかどうかは、お互いの人生観の問題であり、それによって夫婦の絆が高まる人もいれば、別れる原因になる人もいます。遺伝的な病気については、後で問題がないように話し合っておいたほうがいいでしょう。

また、相手の両親が認知症とか、寝たきりで、結婚と同時に世話をする役目が回ってくるような場合には、新婚生活の楽しさなど最初から諦める必要があるので、結婚に躊躇する人もいます。


容姿に自信がないので結婚を諦めた


現在では、美人とか美男子の基準がテレビドラマに出演する女優や俳優によって明確にされてきたため、容貌がブサイクな人がますます損になったのは間違いないでしょう。
そんなこともあって、自分のスタイルや容貌、ルックスでは、結婚は無理だろうと勝手に判断して諦める女性がかなりいるようです。

しかし、職場でも周囲の女性職員を見渡したら分かるように、美人だけが決してモテているのではなく、器量は多少劣っていても表情美人と言われる笑顔がステキな女性はモテているはずです。問題は自分がブサイクだと思ってネガティブになるため、雰囲気が暗く愛想がなく、近寄りがたくなっているだけなのです。

確かに、見た目の美しさは、恋人選びの重要な条件にもなりますが、それは出会いのきっかけに過ぎず、人は年齢を重ねるに連れて顔は大して気にならなくなってきます。見た目が悪いことで恋愛できないのは、結婚をしない理由、原因にしているだけです。


子どもを産む結婚適齢期を逃したため諦めた


女性が結婚を諦める理由のトップに挙がるのが年齢でしょう。
外国では、年齢をあまり気にしないそうですが、日本の場合は、出産年齢を気にするため、とくに女性では30代半ばがひとつのボーダーラインになっている背景があります。子どもを持ちたいという夫だけでなく、夫の両親も自分の両親も期待が大きいからでしょう。

結婚相談所でも、35歳から紹介できる男性がぐっと減ったり、再婚相手になったりするようで、現実に婚活パーティーに参加すれば、やはりその扱いの差を感じるそうです。

美人なら相手にされそうですが、逆にこれまで独身だったことに不信感をもたれ、結婚できない理由に興味がいってしまうようです。そのためか、35歳を過ぎると、「もう結婚は無理かな」と思い、結婚を諦めてしまう女性が多いのです。


独身生活にの楽しさやメリットを認識して諦めた


独身生活者は、自由に何でもできるという特権があり、時間もお金も自由にでき、自分の思い描いた通りのライフスタイルや生活スタイルを満喫できだけでなく、趣味で生きるのも恋をするのもマイペースでできます。
好きなときに起床して、ご飯を食べ、好きな遊びをし、疲れたら好きな時間に寝るという独身天国なのは間違いありません。

生活費にしても妻子を養う必要がないため、稼いだお金は全部自分の自由にできるため、その生活を壊されたくないため、結婚に必死になる必要はないし、結婚する必要性を感じないのかもしれません。

異性が欲しければ、都合のいい妻、都合のいい夫を手に入れることもできるので、アラフォーやアラフィフなどの世代の男女交際は、入籍せずに、どちらかの家にたまに泊まりに行ってベッドインを楽しむこともできます。

さらに、その年代になると、男女とも経済的に余裕があり、社会常識もわきまえているので、本当の「おひとりさま」を満喫して充実した人生が送れる可能性が高いでしょう。



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