男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

女性から、結婚を口にしない


女性は、ある程度の年齢がくると、誰でも結婚したいという、共通の意識があるものです。

結婚しないと言っていた女性でも、「それでも、いつかは・・・」「チャンスがあれば・・・」と心のどこかでは思っています。つまり女性は、いくつになっても、「いつかは結婚・・」という思いを、やはり捨てきれないものです。



結婚にとらわれすぎない


そして、その意識こそが、大人の恋愛をより面倒にしているのです。

たとえば、若いころであれば、単純に恋愛関係に入っていくことができていた相手ですらも、結婚を意識することによって否定的な目で見てしまったり、最初の出会いの段階から、生活力等をチェックしてしまって、中身を見るのをなおざりにすることもあります。


若いころは自由に恋愛していたはず


つまり、若いころであったならば、普通に、
★ 「好き」→「だから付き合う」
となっていたところを、結婚を意識したとたんに、
★ 「好き」→「でも結婚できるかどうかを確認してから付き合いたい」
というふうに変わってしまうのです。

この気持ちは、確かによくわかります。


結婚を意識しすぎる女性は重たく感じられる


恋愛なんてもう、最悪の場合は、しなくてもいいと思っているのかもしれません。壊れる恋愛を体験するほどの体力は、残っていないのでしょう。

これから結ばれる人は、生涯愛し合える関係を築きたい。それに無駄な恋愛をしている時間など、もう残されていない、という気持ちは、痛いほどわかります。

そういう女性は正直、重いし、結婚には一番遠い存在です。

周りを見渡してほしいのですが、結婚にそれほど縛られずに、わりと気軽に恋愛を始めた人ほど、実は早く結婚していませんか。
それにそういう女性のほうが、身軽で輝いていませんか。



結婚の可能性を自ら壊した女性の例


ある男性が一人の女性と知り合い、何度かデートを重ねた後、お互いの愛が高まり、ベッドインを迎えたそうです。

男性は、「もしかしたらこの女性とは、一生を共にしていくのかもしれないな」などと考え、彼女の洋服のボタンに手を触れた瞬間、女性から「ねえ、私と結婚してくれるよね?」と言ったそうです。

これで彼は一気に冷めて、その夜は結局、それっきり。しかもそれ以降も連絡を取る気にはなれず、彼女ともそれっきりになったそうです。

この話は笑えそうで笑えないものがあり、彼の気持ちもわかるし、彼女の気持ちもわかるからです。

女性としては、もう、結婚する以外の人とはセックスしたくはなかったのでしょうし、男性としては、そんな場面で聞かれることに興ざめしたのでしょう。

しかし、彼女も勇み足で、結婚を口にするにしても、タイミングというものがあります。よりによって「そんなとき?」という感じは否めません。
それに本当を言えば、そのようなことは女性が言ってはいけないのです。


男性は結婚を自分で決めたい意識がある


なぜでしょう。

それは男性があらゆることを自分で決めたいと思う本性があるからです。彼は自分の頭で考えて、自分であなたに提案したいのです。あなたから言われたことに応えるのでは、指図されたように感じられてイヤなのです。

また、本音を出しすぎる女性に対して、魅力を感じなくなるからです。たとえあなたが彼と本音では結婚したいと思っていても、「この子は僕と結婚したいと思ってくれているんだろうか?」くらいに、思わせるようでなくてはいけません。


結婚するまでは、理解し合えない未知な部分があるのがいい


非常に不条理な話なのですが、女性は「何でも理解しあえること」を相手の男性に求めます。ですが、結婚を決めるまでは、そうした思いは封印しておくことが大切です。

恋を持続させるためには、「憧れの感情」というのが必要で、彼に憧れ続けてもらうためには、あなたは彼に対して「未知の部分」「ミステリアスな部分」を残しておかなければならないのです。

本音で話し合いたくて、あなたは結婚したいと思うはずですが、結婚するまでは、彼に本音をさらさないほうがいいでしょう。本末転倒な感じですが、恋とはそういうものです。



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