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あなたは、次の6つ方法で、何を感じるでしょうか? @ 部屋をキレイにするために掃除する A 結婚するために自分を磨く B 痩せるためにダイエットをする C 貯金をするために節約する D お金のために仕事をする E 彼に愛されるためにいつもキレイでいる 「何を感じる?」などと聞かれても、当たり前のことが書いてあるだけじゃないと思うかもしれません。 確かにどれもこれも、日常的ですごく当たり前のことのように見えますが、実はこれは、とんでもなく大きなエネルギーの浪費をしているのです。 部屋をキレイにするために掃除をする、痩せるためのダイエットをする、お金のために仕事をする人はいつも、「何かのために何かをする」というのが当たり前になっています。
ですが、よく考えてみてください。 何かのためになにかをするというのは、常に、「これをやるから、このご褒美をちょうだい!」という、交換条件や損得勘定で行動しているということなのです。 「ギブ・アンド・テイク」という聞こえのいい言葉がありますが、これも結局は取引であり、実はとてももったいないことをしています。なぜなら、ギブ(与えること)に100%の力を使えないからです。 「何かのために何かをやる」というのは、「与える(ギブ)」と同時に、無意識に「もらう(テイク)」ことにもエネルギーが分散し、気が散ってしまいます。どういうことかというと、エネルギーをテイクに50%持っていかれてしまうので、結局、一生懸命何かをやったとしても、実はエネルギーが半分しか使えていないのです。 すると、どういうことが起こるでしょうか? これも宇宙の法則ですが、この世界では、自分が放ったもの、与えたものが、そのままブーメランのように返ってきます。ということは、50%のエネルギーしか放っていないならば、返ってくる現実も50%のレベルのしょぼい現実だと言うことです。
逆に、何の見返りも求めずに、「ただ好きだから」「ただそうしたいから」という動機で行動し、全身全霊、純度100%の混じりっけなしの愛を放った場合、純度100%の愛を感じるような現実が返ってくるというわけです。 いちいち見返りなど期待しなくても、この世界は放ったものが必ず返ってくるようにできています。 いつ、どこで、誰から、どんな風に返ってくるかは、人間がコントロールできるようなものではないし、人智を超えた領域なので全然わかりませんが、自分が放ったものが返ってくるということだけは確かであるし、言葉を変えるなら、自分の波動と同調した現実しか創造されないということです。 一度、だまされたと思って、何かのために、何かを得るために、また、何者かになるためにしている行動や努力を全部やめて、純度100%で「好きなこと」「やりたいこと」だけをやってみましょう。 「なぜそうしたいのか理由もわからないし、それをやることにどんなメリットがあるのかもさっぱりわからない。だけど、どうしてもやりたい!」 「それをやるだけで幸せ!」 ★ これが、あなたの命が望んでいる、純度の高い愛から起こる、純粋な「やりたいこと」です。そして、命の欲求に素直に従ってそれをやるということが、自分を愛するということですし、自分の命をリスペクトするということでもあります。
だから、 「部屋をキレイにするために掃除をする」というのをやめて、掃除自体に心をこめて集中し、雑巾がけなら床の感触をただ味わう、お皿洗いならただ水の感触を味わう。 「結婚するために自分を磨く」のではなく、自分を磨くこと自体を楽しむ。 「痩せるためにダイエットをする」のではなく、結果を求めず、ダイエット自体を楽しむ。 「貯金するために節約する」のではなく、本当に好きで、ときめくものしか買わない。 「お金のために仕事をする」のではなく、その仕事に携わることが嬉しいからやる。 「彼に愛されるためにいつもキレイでいる」ではなく、ただキレイでいることが趣味であり、自分が嬉しいからキレイでいるという風に、自分の行動の純度を上げていってください。
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