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男性には理解できない女性の言動と言えば、「私と仕事、どっちが大事なの?」という発想だろう。 こう聞かれて困った男性、または男性を困らせた女性も多いのではないでしょうか。
「私と仕事のどっちが大事?」と聞かれても、どちらも大事に決まっている。 もともと男性は恋愛だろうと仕事だろうと、ひとつのことに集中する傾向が強いものです。 これは現在取り組んでいることに神経を集中させたいという、男性の脳の特徴です。そのため男性が仕事をしている時は仕事がすべてです。仕事中は彼女のことを考えないのも当たり前です。 男性の脳は、左右の脳の使い分けが進んでいます。つまり、ジャンルが異なるものは「それはそれ」と割り切って考えられるということです。 だから、「私と仕事のどっちが大事?」という選択を迫られても、「比べられるものじゃない」としか言いようがないのです。
ところが女性は、仕事も恋愛もすべて並列上にあり、仕事をしながら彼氏のことを考えることもできます。 そのため「私のことを好きなのかしら?」というテーマが発展し、「私と仕事のどっちが大事?」という、ジャンルの異なる事柄を比較対象にしてしまうのです。
では、この女性特有の質問に、男性はどう答えるベきなのでしょうか? 男性の脳の仕組みからすると、「それはジャンルの異なる話だ」と言いたいところですが、それを言っては角が立ちます。 そういう時は、「そんな質問させちゃってごめんな。キミのほうが大事だよ」と言っておこう。 ウソでもそう言ってもらいたいのが女心というものです。その言葉を聞けば、女性は安心して、もうそれ以上は彼氏を困らせることはないでしょう。 ちょっとした思いやりが、彼女を安心させるのです。
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