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あなたが信頼して深いつき合いをしている友人が、恋愛や仕事のことで悩んでいたとき、自分とは違う人に相談し、自分に相談がなかったことを知ったとき、はがゆい思いをしたのではないでしょうか。 でも、冷静に考えれば、あなたが友人と思っていた人は、たとえあなたに相談しても、本気で頼れるかどうか疑問に思っていたのかもしれません。 それは、あなたが「オープナー」ではなかったから、相手も心を開いて相談できなかったのです。 ⇒生年月日から鑑定して作るパワーストーン ブレスレット【IWISH】
相手の本音や心配事を聞き出すのが得意な人を、心理学では「オープナー」といいますが、早く言えば聞き上手な人です。 オープナー度か高い人は、相手の心を開くのが上手なのです。 相談してくれなかった相手は、話したくても、本音が話せないと本心で思ったのであり、あなた自身が、心から信頼されていなかったからにほかなりません。
オープナー度の高い人には、次のような特徴があります。 @ 相手の話をしっかり目を合わせて聞きます。 A 相手のグチや意見を聞いているときにも、おだやかで、にこやかな表情をしている。 B 会話中は、相手の話に興味を持っていることを示すサインを頻繁に出している。 たとえば、積極的に質問したり、話の途中で相手の意見を整理したり、「そういうことですか」「なるほど」「それから」などと、うなずいたり、相づちを打ったりします。 こういった細やかに聞く姿勢が、相手の心を開かせるキーとなるのです。 でもオープナーになりきって、相手の本音を作為的に探ろうとすると、人は本能的に分かりますので、逆に、相手は心を固く閉ざしてしまうことがあります。 小学校の先生は、子どもの気持ちをつかむのが上手で、しんみり子どもの悩みを聞いてあげるなどして、聞き上手であると思われるかもしれませんが、実際には、子どもたちは学校の先生に本音を言ったりしないそうです。 理由は、先生と生徒は、会社で言えば上司と部下の関係みたいなものであり、「評価する人」「される人」、もしくは「教える人」と「教わる人」という関係であり、上下関係とか利害関係があるのです。 こうした間柄は、優しい気持ちから出たはずの「先生に何でも話しなさい」という言葉も、「本音を聞き出そうと詮索している」などとみなされて、かえって子どもたちは自己開示しなくなるのです。 大切なのは先に紹介した三つのポイントです。 これに沿って会話をすれば、詮索や干渉とはみなされません。そればかりでなく、相手の本音を聞きだせる可能性が高くなります。
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