男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

夫と妻は愛情の形や表現が違う


大切な妻をとても深く愛しているのに、まったく理解してもらえていない、と悲しい思いをしている男性はいませんか。
夫からの愛情が感じられない、と寂しく思っている女性もいるのではないでしょうか。


男性は察することが苦手です。
女性は、物事を事細かに察することができますが、それでも、男性の気持ちが女性に完全に伝わるとはかぎりません。



男女では考え方の基本が違うため、すれ違いが起きやすい


男女では考え方の基本が違うため、女性のほうも男性の考えを完全に察して、愛情を汲み取ることが難しいのです。悲しいすれ違いは、そこから生じてしまいます。


夫にとっては、「いつもと変わらないこと」も愛情表現


とくに日本人の男性によくある傾向ですが、愛情を表現することがとにかく苦手です。長年連れ添った夫婦の間で、夫から妻に「愛しているよ」と声をかける場面は、かなりレアです。

ですが、夫が妻に愛情を持っていないわけではありません。
夫側からすれば、毎日の生活サイクルを滞りなくこなすことが愛情表現のひとつなのです。


朝、おはようと声をかけ、行ってきますと会社に出かけ、夜、ただいまと帰宅します。

このパターンを崩さないということは、それだけで最大の愛情表現です。


夫は具体的に妻への愛情表現をすることも大切


妻側からすれば、それはただの日常生活であり、プラスアルファの愛情を受け取っていないと感じるかもしれません。でも、夫は「毎日きちんと家に帰っているのは、愛しているからだ」と考えているのです。

妻は夫に対して、平凡な毎日を過ごせることを、「この人なりの愛情表現なんだ」と受け止めてあげることです。そこからさらに「もっと愛情表現が欲しい」とアプローチしてみるのです。

夫は「お互いに信頼しているから大丈夫。ずっとこのままでいれば、いつまでも愛情を保てるはず」と考えてしまいがちです。夫からすれば、それで満足なのかもしれませんが、妻の場合はそうではありません。

夫は妻のわずかな変化を見逃さず、具体的な愛情表現をするようにしましょう。いつもよく見ていること、気にかけていることをアピールすれば、妻にもきっと届くはずです。


愛されているという気持ち与える言葉


★ 夫から妻へ話すときは、「あれ?髪型変えた?似合っているよ」と言ってあげよう。
どれだけ長く付き合っていたとしても、細かい妻の変化に敏感であることが大切です。

★ 妻から夫へ話すときは、「いつもありがとう。私、あなたに本当に支えられているの」と言ってあげよう。
「察してもらう」のではなく、頼りにしていることや感謝の気持ちを言葉に表しましょう。




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