男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

男は結果を認められたい、女は途中を認められたい


ついに大きな仕事が完了。リーダーとして仲間を率いていたあなたは、頑張ってくれたメンバーを褒めて、ねぎらうことにしました。こんなとき、あなたはどうやって褒めますか。

男性と女性では、仕事で何を重要としているかに違いがあります。同じように褒めていたのでは、相手に気持ちがまったく届かないかもしれません。



男性は結果を認めて褒める


男性を褒めるときは、結果を認めることです。

男性にとってはどれだけの実績を残すことができたかが重要なので、そこを褒めるようにしましょう。さらに「○○をしてくれたおかげで、○%も利益が増えたよ!」といった具合に、具体的な数字を出すといいでしょう。

男性はよくも悪くも結果がすべてです。結果を出すまでの過程で苦労したことをねぎらっても、忘れていたり、ピンとこなかったりします。


女性は途中経過を認めて褒める


一方、女性を褒めるときは、途中経過を認めましょう。

男性に多い成果主義の人は、結果を求めるあまり途中をないがしろにしがちです。「あれこれ苦心していたみたいだけれど、結果的に失敗だったから無駄だったね」などと思っても、女性に対しては口にしないほうがいいでしょう。


印象に残っている途中経過を褒めると心に残る


当然、女性にとっても結果は大事なのですが、途中経過もまた、大切にしたいのです。「完了までに厳しい場面もあったけれど、○○をしてくれたおかげで乗り切れたよ!」というように、印象に残っているベストな場面を拾って褒めてあげることです。

この方法は、男性が思っているよりもずっと、女性の心に残ります。また、女性は認められると嬉しいというだけでなく、「共感してもらえることも嬉しい」というところも見逃さないことです。


女性をねぎらうときは相手の行動に共感する


これまで何度も繰り返しているとおり、女性は共感を求めています。女性をねぎらうときは、相手の行動に共感することも大切です。

「あのときは本当に大変だったよね。よく覚えているよ」という共感の言葉には、ただ相手をねぎらうだけでなく、仲間としての意識を深める意味もあります。次の仕事に立ち向かうため、共感によって結束を強めることです。


大きな仕事を成功させた部下・後輩への言葉


★ 男性から女性へ話すときは、「毎日遅くまで頑張ってきたからね」とねぎらいの言葉を言いましょう。
女性は具体的な成果はもちろん、頑張った経過を褒められると嬉しいものです。

★ 女性から男性へ話すときは、「○割も売上アップなんて他の人にはできないよ」とねぎらってあげましょう。
男性にとっては結果が何よりも大事です。具体的な数字で褒められるとうれしいのです。




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