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あなたは自分のシークスキルに自信がありますか。何気ない会話で相手の興味を引いたり、好感を得ることができれば、ビジネスを有利に進められます。たとえ営業職でなくても、セールストークのテクニックは磨いておいて損はないでしょう。顧客や上司、同僚に対してプレゼンを行う場合など、トーク力が必要な場面は多いのです。 「この話題をふれば、相手は必ず興味を持ってくれるはず」と考えて話したのに、異性に対してまったく通用しないケースはよくあります。同性なら興味を持ってもらえるのに、どうしてでしょう。
それは、男女で会話の話題そのものに対する好みが異なるからです。 男性にも女性にも「知識欲」があるため、人は基本的に、知らない情報を聞いたり、相手の知らなさそうな情報を伝えるのが大好きです。しかし、求めている情報の方向性は性別によって違うのです。
男性はうんちくが大好きです。「本当にそれは必要な情報なの?」というように実用性に乏しい内容でも、それを知っているということが男性の知識欲を満たします。 男性が複数の商品から選ぶ場合は、細かい性能や仕様をしっかりと見比べます。具体的な数字を見比べるだけでも、男性は充足感を味わえるのです。また、取り扱っている会社がどれだけ歴史のある会社かも、吟味する際のポイントになります。 男性向けのセールストークでは、他の製品と比べた具体的な数値を提示していくといいでしょう。実用面ではあまり差がないとしても、男性はデータ上で有利なほうを選びたいものです。
一方、女性のほうは生活の裏技が大好きです。女性の求めている実用的な生活の知恵です。女性は普段から「どこどこのコスメは安い割に品質がいいよ!」というような情報を共有し合い、共感し合っています。 たとえ細かい性能や仕様を見せられても、それは共感できない無意味な情報としか感じられません。そんなデータよりも、実際にどれがいいのかが知りたいのです。 女性向けのセールストークでは、商品を実際に使ったときの感覚を伝えるといいでしょう。 また、「この商品を取り入れることで、こんなにハッピーなことがありますよ」というストーリーを交えて提案する方法も効果的です。それに共感してもらえれば、作戦は大成功でしょう。
★ 男性から女性へ話すときは、「女性からはこのような感想が寄せられています」というように説得することです。 女性は具体的な使用感や口コミなどの情報を重要視しています。 ★ 女性から男性へ話すときは、「この商品は現在まで、このように改善されてきました」というように説得することです。 使用する上では無意味な情報がセールスポイントになることもあります。
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