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 男は風俗店に一緒に出かけたり、AVビデオを仲間と一緒に鑑賞したりすることが少なくありませんが、男には、これは連鎖性といって、次々にその興奮が同僚や仲間に移っていくという珍しい性質があるようです。 だから学校の教師や警察官、裁判官など、聖職と呼ばれる職業についている男たちが性犯罪を犯すのも、連鎖性欲の結果であって、誰か一人がその種の話題を出したことで、帰り道までも興奮が鎮まらなくなってしまうのです。
これを知っておくと、男を誘うとき便利です。 男女のグループで飲みに行けば、必ず何人かの男は興奮するものですが、お目当ての男がそれに加わらず、静かに飲んでいたとしても、多分、心中は穏やかではありません。
自分もその話題に加わりたいのですが、遠慮や立場など、別の理由があって一歩引き下がっているだけに、心の中では刺激されていることが多いのです。 このとき誘えば、それまで憧れだけで口もきけなかったような上司が、喜んで応じるでしょう。 クラブに働くホステスは、ママからこの種のテクニックを伝授されるようですが、一人で静かに飲みに来た客より、ワイワイ騒いでいる中で、一人静かに飲んでいる男のほうが、断然誘いやすいのです。ママはこの男の連鎖性を経験上知っているのです。
この性質をもっとも利用しやすいのは、友人の結婚披露宴です。 若い男たちは花嫁を見ただけで下腹部が突っ張ってしまうぐらいで、宴が果てる頃には性的興奮がピークに達しているでしょう。それこそニコッと笑いかけたり、酒を注いでやるだけで、それが誘いになります。
誘い方には三種類あります。 ① 女から誘う ② 男から誘ってくる この二種類は当然ですが、実は ③ 女が男に誘わせる というテクニックが一番重要なのです。 ①と②の場合は、それぞれ一方的な欲望を相手にぶつけるだけに、相手側に誘いに乗るかどうかの権利があります。たとえあなたが誘っても、断られる可能性は大いにあるのです。 ところが③のケースは、女側が誘われたいという意思表示をしているわけですから、男としては喜んでそれに応じてきます。男友だちができないという女性は、このテクニックが不足しているのです。 そしてこの③のテクニックを活用して百発百中にするには、男が連鎖性欲で興奮しているときにかぎります。よしんば相手が誘いに乗ってこなくても、あなたの面目は少しもつぶれません。相手が鈍感なだけなのですから。
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