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男はなぜ暗闇に女を誘おうとするのでしょう? もちろんそこで女を抱きたいからなのですが、ホテルや自分たちの部屋に入ると、今度は反対に、明るい電灯の下でベッドインしたがります。この差を知らないと、男はいつも暗闇でしたがるもの、と錯覚しがちです。
男にとって暗闇とは「安心」の代名詞なのです。他の男から狙われずに女を自分のものにできる場所、といってもいいでしょう。 おもしろいことに、男は不倫関係のときも、女の家のベッドでは暗闇を求めます。これも万が一、女性の夫が帰ってくることを恐れるからですが、このように闇を有効に活用すると、男の性的興奮を高めることができます。
レストランで食事をするときも、「おいしい」「おいしくない」で店を選ぶようでは男をうまく誘えません。 食事をしたあと、どこへ行くにしても、薄暗い道を少し歩かなければならないレストランを選ぶことです。それも誕生日やその他の記念日にそこに行くとすれば、少々高価であっても、その帰り道でキスすることがでるようなら、男は満足するでしょう。 あなたも記念日という理由で、キスを受け入れるのが不自然ではないだけに「ここぞ」というときのために、一軒そういうロケーションのレストランを見つけておくことです。
夜のディズニーランドでも、そこかしこに陰の部分ができるだけに、男は大喜びするはずです。地方であれば遊園地でも同じですが、女から誘うときには、そこまで考えて男を非日常感に巻き込むことです。
花火も闇の多い催しであり、さらにあなたが浴衣になれば、どんな男でも怪しい気持ちになるもので、互いに「なにかが起こる」という期待感があるはずです。 つまりは闇というのは、人間の心に一種の感情を呼び起こすもので、まじめな人間でも、盗み、レイプ、殺人などの夢を見るといわれます。その心理を応用すれば、あなたは男によって征服されるはずです。 ただし、一度征服した男は、次には明るい電灯の下にという気持ちを持ちますから、間違えてはいけません。
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