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女性を口説く方法には、二種類、相手がどうあろうとこちらのペースで強引に行くか、あるいは相手に歩調を合わせて目的を達するかです。ごく大ざっぱに言ってしまえば、この二通りしかありません。 しかし考えてみれば、商売も同じでしょう。客の購買意欲を固めさせる手法は、強引にいくか、相手のペースに合わせるかのどちらかです。 問題はどの方法を選択するかですが、結論を言ってしまえば、二つのうち「こちらがいい」とは単純に決められないものです。あらゆる状況や条件を考慮して、両方の手法がうまく組み合わされるのが最良の方法といえるでしょう。 商品販売も、職場の女性をうまく使いこなすのも、恋人を獲得するのも、妻を自在に操縦するのも、つまるところは女を上手に口説けるかどうかにかかっています。 その意味で、テクニックは、あらゆる方面における女性攻略として応用できるものです。
まず第一に「きっかけのつかみ方」です。 これはいわばチャンスのつかみ方ですが、どんなにすぐれた能力を持ち、どんなに将来性があり、またどんなに人柄がよくても、女性と知り合うきっかけがなければ、何もはじまりません。 そこで、何はともあれ「きっかけをつかむ」ことが、最大の問題になってきます。
きっかけのつかみ方の第一は「話題でつかむ」です。 最初に選ぶ話題では何がいいかというと、まずは「食べものの話」でしょう。 「この間、どこそこで何を食べたけれど、すごくうまかった。それはこれこれの材料を使って、こんなお皿にこんな具合に盛り付けてあって・・・」 「わあ、おいしそう」
食べるものの話題なら、誰でもスッと入っていけるし、食欲は、なんといっても人間の欲望の中で一番強いものですから、女も心を動かされやすいのです。 もちろん、人間の欲望には、食欲と並んで性欲も強いものがありますが、人前での話題には似つかわしくありません。 その点、食べものなら、どんなに微に入り細をうがっても大丈夫です。つまり食べものの話題は無難なだけでなく、性的欲望に準ずるインパクトを持っているのです。
また、きっかけをつかむ話題としては占いもいいでしょう。占いは女が必ず興味を示す上、手や体に触れるチャンスまで生まれるからです。 人間の新密度は、物理的な距離がどれだけ近づくかではかれるのです。 ですから、直接触れて距離をゼロにする効果は、たとえその部分が手であっても、かなり大きいのです。
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