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男性というのは、基本的には女性を追いかけるのが好きな生き物です。 女性の側から告白してそれでOKするというパターンは、1割にも満たないそうですが、やはり女性は「追うより追わせろ」です。 これが男性から好かれるための基本中の基本です。
もちろん、女性の側から「好きになるな」というのではありません。好きになった相手にいかに「追わせるか」、いかに「自分から好きになった」と思わせるかが肝心ということです。 それには、直接告白する以上のテクニックが必要になります。 では、どうすればいいのでしょうか。
モテる人たちの手法・告白から検証してみましょう。 モテる女性を観察していると、最初の段階では男性に誤解されるような行動をとるのが上手です。 「追わせろ」の観点からすれば、女性の側から好意を示すなんてもってのほかと思う人も多いでしょうが、そうでもないのです。好意はやはり示さなければ前に進めません。 多くの男性が言っていますが、よほど強烈なインパクトのある美女や魅力的な女性以外では、「この女性ならいける!」と思わない限りは、「あえて打って出ることはない」のです。 そして「いける」と思える女性には、とりあえず「がんばってみる」ということです。ですから、好感を持っていることは早く伝えてOK、というよりも、伝えるのがベターなのです。 しかし、「本気である」ということまで言ってはダメです。 微妙なのですが、「この子って俺のこと好きなのか?」と思わせる行動をとることが大事なのです。 たとえば、メールです。 出会った後に、「女性からメールをしてはいけない」とよく言われていますが、実際はそんなことはありません。あなたへの興味のありなしについてはレスを見ればわかることなのですから、その前の段階でさっさと勝手に撤退するのはバカらしいことです。
モテる女性は、そんなこと考えもしないで、気軽にメールします。 「昨日お会いした○○です。楽しかったです。また遊びましょう」などと誰にでも振りまいているのです。またしばらくご無沙汰している男性にも、 「どうしているかなあと思って・・・」 などと気軽に出すのです。 そしてメールを出したら、それに固執しない。出したら出しっぱなしというか、レスを気にしないのです。 これが、まさに「追わせろ」ということで、品のない言い方をすれば、「エサを撒いておく」ということです。 そしていったん撒いたら、そのエサについては絶対に執着しない。悠長に構えて「引っかかり」があれば、そのときにまた改めて対応したらいいのです。そしてそこでも、男性にはまた「ん?」と思われる好意を伝えるのです。 たとえば、デートに行きたいのだとしても、 「デートに行こうよ」などとは言いません。 「TDLに行きたいな!」とか、「日曜日に出かけたいな!」 などと、彼に誘われやすい発言をするのです。 この例ですと、いかにも行きたそうな感じを与えながらも、決定的にその彼と行きたいかどうかは明確にしていません。まさに「?」がつくメールです。 もし彼がこの言葉を受けて、 「じゃあ行く?」と最終的に言ったならば、それは彼の自発的な発言ということになるのですから、女性の作戦がちです。 そしてその場合、彼が誘ったのは、彼が自分で決めたことですから、発言にはちゃんと責任を持ちます。そしてそれは彼の「好きという気持ち」を徐々に高めていくのに役立ちます。こうしてエサを撒く女性の術中にはまっていくのです。
テクニックのある女性は、その彼と付き合いたいと思っても、「付き合って」などと言いません。ため息でもつきながら「彼氏ほしいな!」などと婉曲に言うのです。 究極的には、「『付き合って』って言ってほしいな!」と言う人もいるくらいで、こうなると「付き合って」と言っているのとどう違うのかという感じですが、「ギリギリ感」が「寸止め」なのです。 だからあなたも日曜日に映画に行きたくても、イタリアンが食べたくても、直接お願いしてはいけないのです。彼が自発的に提案したかのように思わせる誘導をしなければなりません。そして彼が、それらを提案してくれたら、 「嬉しい!」と最大級の態度で喜びを表現してみましょう。 彼は自分の実力であなたを喜ばせたことに満足し、あなたと、あなたと過ごす時間に好印象を持つのです。
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