男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

恋愛の失敗は反省しすぎてはダメ


彼ができにくい女性は、深く反省しすぎてしまう特徴があります。
恋愛がうまくいかなかったときなど、理由を自分の中に探そうとして、
「私が彼を思いやれなかったから?」とか、デートに誘われなかったのは、
「私が誘われやすいムードを作らなかったから?」
などと反省ばかりするのです。



反省ばかりするのは、単なる自己満足


もちろん、反省することも必要ですが、反省ばかりしている人には、はっきり言って、未来の恋愛を逃がしているのです。

彼とうまくいかなかったのは、実は「相性が悪かったから」かもしれないし、誘われなかったのは、ただ単にあなたが「好みのタイプでなかったから」かもしれません。見当はずれの反省をして、あなたのよさが失われてしまっては、もったいないと思います。


自分の個性と魅力を発揮すればいい


あなたは、あなたの個性と自分の魅力を発揮するだけでいいのです。

あなたがあなたと違うタイプの女性になろうとしても、無理なのです。モンロータイプの女性が「セクシーすぎるから振られた」と思い、オードリータイプを目指すことは、「無理がある」だけでなく、もともとの魅力を消してしまう恐れすらあります。

だから、妙な反省はやめて、前向きな出会い活動に専念したほうが、あなたにとってはいいのです。

もともと、反省したい人は、恋愛以外であっても反省するのが大好きです。
「反省するのは、いいことじゃない? 反省しない厚顔な人よりも、ずっといいと思うわ」
などという人もいますが、それも程度の問題でしょう。


反省と実践のバランスをとると、新しい恋は訪れる


反省は、実践とのバランスが取れて初めて意味を持つものです。


反省は新しい恋を妨げる行為


たとえば、5年前のたった一度のアタックの失敗をずっと引きずって反省ばかりし、新しい一歩を踏み出せない人がいたとしたらどうでしょうか? こんなタイプの人も実際には多くいると思いますが、そうしたスタンスでいては、新しい出会いなどつかめません。

そもそも反省とはいうのは、することが苦にならない人たちにとっては、ラクな作業です。なぜなら、それは自分ひとりで行えばいいからです。反省だけをしている分には、新しい傷を負うことがありません。


実践は危険はあっても新しい恋がつかめる行為


ですが、「実践」は違います。
新しく誰かと関係を結ぼうとすることは、大海に一人で出て行くにも似て、非常にリスキーな行為です。傷つく日もあるでしょう。
しかし、大海に出て行かない限りは新しい大陸を見つける可能性はないのです。

だから、私たちは反省を、ある程度で切り上げて、新しい挑戦をすることにエネルギーを使わざるを得ないのです。
「反省」という言葉は、ある意味、美しい言葉ですが、その影に隠れて、挑戦を先延ばしにしようとする怠惰な人が続出するのは悲しいことです。

誰かとうまくいかなかったときに、「自分が悪かった」と思うのは、傷つかない行為です。自分のどこかが悪かったのだから、彼が自分を嫌うのは当然と、あなたは納得することができます。しかし、本当は、あなたの中の何かが嫌われたのではなくて、あなた自身が嫌われたことをあなたは、認めなくてはなりません。



好かれないことは、恋では日常茶飯事のこと


私たちは、自分が「好かれない」ことに対しては、どうしても抵抗がありますので、それを認めたくないものです。誰でも「自分」が好かれないと思うよりも、自分の中に「好かれない要素」を探したり、「好かれない行為の事実」を作っておくほうが、ずっとラクなのです。

しかし、恋は残酷なもので、好かれないことや嫌われることは日常茶飯に起こりえます。

彼があなたを「嫌い」なのだとしたら、それはあなたを「嫌い」なのであって、それ以上でも以下でもありません。そうした事実を認めるのは、とても勇気がいることですが、事実を認めない限りは、あなたは先に進めません。


好かれないのは、あなたに限ったことではない


「好かれない」のは、何もあなたに限ったことではありません。誰にでもあることで恥ずかしいことでもありません。それは、あなたが誰にでも嫌われていることを証明するものではないし、恋においては普通に起こっていることです。

自分だけ「嫌われないゾーン」にいようとするのは、実はあなたの傲慢さでしかありません。

要するに、あなたが過去に失恋したのだとしても、あなた自身が嫌われたのだとしても、別にいいではないですか。あなたは過剰に傷ついたり、反省したりする必要はないのです。

反省とは、次の挑戦のためにするのです。
反省会をして次の挑戦に臨むのは素晴らしいけれど、来る日も来る日も反省会だけを重ね、恋愛をしようとしないのは本当にナンセンスです。

反省は、次の恋愛の糧にするべきものと心得て、早く次の恋を勝ち取りにいきましょう。




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