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これは、一見、何気ない質問のようですが、恋の進展には大きな意味を持つセリフです。 その答え方によって、次の誘いの材料に使えることだってあるし、趣味や好きなモノを知れば、いろいろな恋の戦略が考えられます。 ここでは、この男の言葉で、女性から何を探りたいのか、その意図について考察してみましょう。
休日は主に趣味や興味のあることをするわけですから、その使い方で彼女が何に興味があって、どんな誘い方をすればもっとも効率的かが分かります。 たとえば、「映画をよく観に行くの」と答えたなら、「じゃあ、今度一緒に行こうよ」と言えば話が早いのです。
もうひとつは、この質問によって、女性の自分に対する関心の程度をさぐる意図です。 「じゃあ、今度一緒に行こう」と誘ったのに、あいまいな返事をされれば、よほど鈍感な人でない限り、「あまり自分に関心がないのだなあ」ということが分かります。 逆にノリノリで行きたいと返されれば、悪い感触でないことが分かります。 この一見、当たり障りのないやりとりを繰り返すことによって、男女はお互いの関心度を探りあい、期待感や危険度を測って脈があるとか、ないとかを判断していくわけです。
最初の問いかけや誘いのアプローチは男性がするにしても、次のアクションは、女性のリアクションを見て決めますので、恋愛を進展させるか、どうするかは、女性が主導権を握っているのです。 「休みの日は、何してるの?」には、「別に・・」ではなく、「旅行に行くんです」と返せば、「じゃあ、今度一緒に行こうよ」となり、さらに「あー、そうですねー」ではなく、「やったあ!じゃあ、いつにします?」と返せば、恋愛は進展するでしょう。 逆に進展させたくないのなら、その反対を返せばいいだけです。
女性はあまりウキウキ、ノリノリのリアクションだけ返していると、女性が不利になることも知っておきましょう。 それは相手の男性が自分自身を肉体関係の相手として誘ってきているのか、それとも本命として興味を持って接してくれているのかを見抜くことができないからです。
女性は恋愛の初期には、男性を品定めするためにも、間口を大きく広げておく必要があり、そうすることで、多数の男性とめぐり会える確率が高まります。 だから、恋愛初期には大きなリアクションで興味を引き、その男性が話に乗ってきたら、今度はわざとそっけなくしたり、無理難題を言って、その男性がどれほど自分に本気であるかを計ればいいのです。 いずれにしても、この言葉自体は、男の口説く文句であるので、相手の男性がよほど生理的に受け付けない場合を除いて、前向きのリアクションを返してみるのがいいでしょう。
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