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終電がなくなってしまいホテルに誘う場合、自分の家に誘う場合、女性の部屋に上がり込もうという場合など、体の関係に進展するかもしれないという可能性のあるシチュエーションで、男性はこの言葉を使います。 なぜこのような場面でそう言うのかといえば、それは「女性の警戒心を解く」という目的以外にありません。男性は女性を獲得しようと、何とかして肉体関係という既成事実をつくろうとし、女性はその男性に弄ばれたり、傷つけられないように、何とかして男性の誠意を試そうとします。 ここでは、男性の「何もしないから」の言葉の裏に潜む男の本音に迫ってみましょう。
ここに男女の激しい駆け引きが生まれるわけですが、男性はまずこの警戒心を解かなければ、女性獲得という目的は一生果たせないわけです。
普通「何もしない」というのは、肉体関係はもちろん、キスも何も一切しないということですが、警戒心を解くという男性の目的は、逆にこれらのことをするためです。 本当に何もする気がないのであれば、そもそも終電がなくなることもなければ、家に行かなくてはならなくなることもないのです。何らかの形でデートしているわけですから、そこには少なからず、特に男性側には下心があるわけです。 ですから「何もしないから」というのは、あきらかに本意ではないということが分かります。あくまでも女性の警戒心を解くための方便であり、そう言うことで、女性側に受け入れ態勢があるかどうかをさぐるという意図があります。
もし、女性がその気になってベッドインできれば、それでよし。逆に、かたくなに拒まれても、家に上がったり、一晩一緒に過ごすというステップに進みさえすれば、今回はあきらめて、また次のチャンスをねらうこともできます。 そして潔くあきらめることができれば、それはそれで女性にとっては余裕と誠意のアピールとなり、好感度はアップするのですから、どう転んでも男性にとって不利益なことはあまりないはずです。
これはベッドインしようということと同じ意味ですので、言われて快く思う女性はほとんどいません。 それは最初から肉体が目的で、「お前の都合のいい女になるぞ」と宣言しているようなものだからです。 もとより、これでは都合のいい女になってくれる女性など皆無となります。このように、男性は下心があろうとなかろうと、「何もしないから」と言わざるを得ないことが分かります。 最終的に、体を許すか許さないかはあなた次第ですが、何もしないという言葉をあてにすること自体が、間違っているということをよく理解しておきましょう。
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