 |  |
|
好きになった人を、簡単には忘れることができないという女性もいるでしょう。彼と何とか修復したい、以前のように好きになってもらいたい、そのためにだったら何でもしたいというのが女心です。
では、そのためには、何をすればいいのでしょうか。 これは、「したいことは思う存分する」ことです。 たとえ、したいことをしても、一度、関係がダメになったカップルは、ほとんど修復ができませんが、それでもやるだけやるという気持ちが大切です。
どうしてかといえば、それは、あなた自身とあなたの未来の恋のためだからです。 「しばらく間をあけたほうがいい」とか、 「あなたから何もしてはいけない」という助言もあるでしょうが、それはそうしたほうが効果的であるというよりも、単純に彼に与える悪印象が、より少ないと思われるからでしょう。 「彼の心が戻るかもしれないから、変な刺激をするのは止めましょう」とか、 「彼が、ふと思い出して、気にしてくれるかもしれない・・」というふうに、すべてが「彼頼み」で、彼の「変化待ち」なのです。
すると、あなたの側にはどうしても、フラストレーションがたまります。 彼との関係だけを目的にした方法ですので、あなた自身の気持ちについては、フォローがされていないのです。これこそが問題なのです。 万が一にも、彼の心が戻った場合は、変なことをしなくて良かったと思えるでしょうが、そんなケースはほとんどなく、たいていはそのままダメになってしまいます。ですから「何もやらなかった」では、あなたの心はどうなるでしょう。 あたなはさらに悲しくなるかもしれませんが、諦められない彼に対して何かを行うというのは、その彼と修復するためではなく、むしろあなたの自身のためなのです。その恋はもう「捨てた恋」であって、次の恋の肥やしとなればいいのです。
たとえば、勝負の世界では、負け試合をどのように処理するかが、次の勝負を左右しますが、恋ても、「負けた恋」にどう立ち向かうかで、次の恋の勝敗が決まります。 「連絡をするな」という助言に従って、たとえば半年も連絡を絶っていて、それでも彼を諦めきれずに引きずっている人の心の中には、 「あのとき、ああすれば良かった」という思いがやはり長く残ります。 一方、やるだけのことをやり尽くして、追いかけるだけ追いかけて、そしてみっともないことを存分にした女性の心には、後悔が残りません。 最大限に頑張った自分を愛おしく思う気持ちさえ生まれます。そんな女性たちは、力強く、次の恋にスタートできます。報われる恋を手にするのも、過去の恋を引きずっている女性たちよりも早いのです。 ですから、最高の幸せを手にするためならば、たとえ道中がかっこ悪くても、不幸せでもいいではないですか。人生には多少不幸があったほうが、次の幸せは大きくなります。 恋を失いかけたとき、その恋を何とかしたいと思って動き回るのは、ある意味で正解なのです。それはその恋のためというより、あなた自身の人生のためになるのです。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
| Copyright (C)2015. 男性心理・女性心理. All rights reserved. | |||||||||||||||||||||||||||||||
