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男性には追わせるべきという鉄則がありますが、それでは女性としては、いつ勝負に出たらいいかわからないこともあるでしょう。やはり決めるべきときには決めることも大切です。 男性が迫ってきたとき「まだよ」と焦らすことで、あなたの価値は高まるでしょうが、それもある程度のところまでです。同じことをしているだけなら、あなたの価値はいつかどこかで必ず下がります。 そのタイミング、頂点を、ではどこで、どのように見極めるのか? 女性としては最大の価値のあるところで「決めたい」ところです。
まず、それはあなた自身がまだ「昇り調子だ」と感じているうちに行うことが必要です。少しでも下がり始めて行うと、女性が追う恋になるからです。それは好ましくありません。 女性は30歳前後の結婚適齢期になると、ベッドインに慎重になることがありますが、それもタイミングを見て許すことも大切です。 若いころには何人もの男性と交際した経験があるような女性は、ベッドイン後に振られてしまったという経験もあるでしょうが、本気で好きになり、相手の気持ちもまんざらではないと思っているなら、やはりデートの3回目には決断すべきです。
ある女性は、軽い感じではなく、まじめな男性と真剣に交際することになり、そして、誠実に愛されていたそうですが、結果的に振られたということです。 相手の男性は、デートをしていても、親切にしてくれていてお互いに愛が深まりそうだと思っていた矢先に、急に連絡が来なくなったのです。 この女性は、数回デートを重ねていたようですが、肉体関係は拒んでいて、彼女としては、それまで、さまざまな人と付き合ってきて、結果、関係を深めることに慎重になっていたのです。しかし、慎重になるのはわかりますが、あまりにもそれが続くと、男性は、「彼女にとって俺はなんだろう?」と思うようになります。 何回かデートしている間中、彼女が拒否をしても、男性は受け入れていたので、待たすことなど「たいした問題ではない」と思えてきたのでしょう。そのことで、争うこともなかったわけですから。 しかし、彼にとっては、我慢の限度を超えてしまったのです。 彼女はそれに気がつかなかったのです。 彼女の問題点は、自分の売り時のタイミングを失したということです。 彼女だって彼と何度も会っているうちに、彼を愛し始めていたわけですから、関係を深めても何も問題はなかったのです。 しかし、駆け引きを考えて、我慢させることを選択したのでしょうが、男の気持ちを理解できなかったのです。男性は、自分が彼女に軽くあしらわれていると思って、熱が冷めてしまったのです。あるいは、利己主義な彼女に嫌気がさしたのです。
それでは、彼女はいつ決めるべきだったのでしょうか。 ひと言で言えば、彼のことを信頼できると心から感じることができた、そのときが勝負すべきだったのです。 彼女が彼のことを信頼でき、自分も彼を愛していると自覚できているのなら、たとえその後に関係が崩れることが万が一あったとしても、女性の心の中には、素晴らしい思い出が残るはずです。 自分が信じられるほどに愛せる人と巡り合えたということは、女性にとってはいつだって喜ばしいことであるはずです。 だから、あなたの決め時というのは、あなたの気持ちの中に、確かに愛が芽生えたと感じられたときです。そんな思いが芽生えたときには、あなたはあなたの心のままに、素直に行動をとるべきなのです。
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