男性心理と女性心理
男性心理・女性心理

恋の賞味期限は最長でも1年半と心得よう


つき合い始めたばかりの頃は、一緒にいるだけでドキドキしていたのに、いつの間にか気持ちが冷めてしまっていた・・・。
そんな経験は誰にでもあるはずです。

深く愛し合っていた男女が、次第に冷え切った関係になってしまうのはなぜでしょう。



恋に賞味期限があるのは、ドーパミンの働き


人間は恋をすると、脳内にドーパミンという物質が大量に分泌されます。

これは男女とも同じです。このドーパミンとは、私たちの脳内で作られる神経伝達物質です。

ドーパミンが分泌されると、「気分が高揚する」「疲れを感じにくくなる」「楽しくなる」といった効果が現れます。

たとえば、恋愛中、相手からのメールや電話が待ち遠しくて仕方がなかったり、相手のことを考えると幸せな気分になったりするのも、このドーパミンの働きによるものです。


ドーパミンは永久には続かない


ですが、ドーパミンの分泌は、永久には続かないのです。早ければ12ヶ月、長くても1年半くらいで現象してしまうようです。
これが「恋の賞味期限」
です。

カップルが破局を迎えるのも、この時期が多くなるというデータもあります。ただし、毎日一緒に過ごすカップルや夫婦の場合なので、たとえば集に1回しかデートしないカップルだとしたら、もっと長期間持続する可能性もあります。


ドーパミンをいつも放出していたら体に負担


ところで、なぜドーパミンの分泌量は減少してしまうのでしょう。
それはドーパミンの大量分泌が、体に負担をかけてしまうからです。
脳内でドーパミンが大量に分泌されると、その影響は脳だけにとどまらず、やがて全身にも及んでしまいます。

恋する相手のことを思うあまり、ドキドキして心拍数が上昇し、夜も寝られなくなる・・・なんてことが長く続くと、私たちはかなりのエネルギー消費を余儀なくされます。これでは日常生活にも支障をきたしてしまいます。


ドーパミンが過剰に分泌されると欲望がエスカレート


また、ドーパミンは、脳内麻薬と言われるほど快感作用が強い物質です。麻薬のように依存症が高いため、過剰に分泌されると欲望がエスカレートしてしまいます。

極端な例では、相手のことを思うあまりストーカーになったり、脳に障害が発生することもあるなど、とにかく危ういホルモンなのです。


欲望の暴走を止めるため、恋愛に賞味期限が来る


そんなわけで、通常は神経回路自体が暴走を抑制するため、ドーパミンの分泌を減少させるというシステムを兼ね備えています。このドーパミンの減少によって、恋に夢中になっていたカップルも、次第に飽きてきてしまうのです。

ですから、ラブラブデいられる期間はせいぜい1年から1年半ぐらいで、あとは恋愛モードが低下する一方です。

だからといって、すべての男女が別れるわけではなく、そこには恋愛の次のステップに移行するものです。

ドーパミンの減少に反比例して、理性が強くなったり、穏やかな愛情が芽生えたりと、恋愛とは異なる脳の働きが活発になってくるのです。
お互いがしっかりと努力すれば、ふたりの結びつきは強まり、交際も続くし、めでたくゴールインする可能性もあるのです。




男性心理と女性心理の違いは男脳・女脳の違い

【脳からみた恋愛と性に関する違い】

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