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男性が電話を切るときに、しばしばこのようなことを言いますが、こういわれてあなたはいい気分がするでしょうか。 この言葉を前向きに解釈すると、 「また電話してきて欲しいから、楽しみに待っているね」と、とれなくもありませんが、こんな考えをしているようでは、純情な乙女から脱することはできません。 ここでは、この言葉の裏に秘められた男の本音について考察してみましょう。
恋する純情な乙女が悪いわけではありませんが、男というのは、口説き落としたい女性なら、自分からしつこく電話攻勢をかけるもので、相手の女性からの電話を待つことはありません。 というのも、女性は男性の誠意ややさしさなどに反応し、時間をかけて惚れていく生き物ですが、男のように瞬間的に惚れこむことはしません。
つまり、女性は男性よりも惚れにくく創られているのです。だから、男性から女性に自分をアピールしなければ、恋愛が成功する確率が低くなります。狙った女性には、自分が優秀なオスであることを認めてもらわなければなりません。 そのためには、接触する機会を多く持つ必要があるため、男性は必死で電話をかけます。 そのときの男性心理は、 「しつこくて嫌われたらどうしよう」というような心配よりも、「この女をモノにしたい」という欲求のほうが勝っているのです。ですから、携帯の電源を切ったり、留守番電話をずっと無視しているのに、懲りずにかけてくる男性があとを絶たないわけです。
このように、男性が一人の女性に狙いを定め、追いかけようとしているときは、 「また電話してよ」などということは、まず、ありえません。 そう言ってしまうと、もし相手の女性から電話がかかってこなければ、そこでアプローチが終ってしまうからです。
そう考えると、このように「電話して」と女性に言えるのは、自分からかけなくても相手からかかってくる状態であるといえます。 つまり、二人の関係において、男性のほうが優位であり、「この女は、オレに気がある」と察知している証拠です。 もし、彼が本気なら、こう言うはずです。 男性は、自分より魅力の低い女性にしかこの言葉は使わない、いや、使えません。もしも、男性が本気であなたとつき合いたいと考えているなら「また電話するよ」になるはずです。 ちなみに、女性の「また電話くださいね」は「私のプライベートに、いつでも入ってきてね」というサインと、「私から電話することはまずないからね」という二つの意味がありますが、いずれにせよ、OKサインの場合が多いといえます。 同じ言葉でも、男女では、正反対の意味を持っているのです。
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